SFAの位置付けはどこにあるのか

SFA

SFAの位置付けはどこにあるのか

営業力強化を実現する解決ツールとして、SFA導入率が高まっています。
例えば、予算と実績、目標達成率と達成状況など、予実管理機能も備わっています。
案件管理も代表的な機能、加えて、抜けや漏れをなくすためにもなる営業活動の記録や報告機能も魅力的です。
これまでは、属人的で営業マンスキルも低迷ぎみでした。
営業担当者としても、売上改善を図りたいのは山々ですが、競合他社に敗戦続きであったり、個人のスキルに差がある組織の取り組みに悩んでもいます。
営業マネージャーも同意見でしょうが、成長だけでなく生き残りをかけるにしても営業力を課題視しています。
グローバル企業の営業は、マーケティング部門の一機能、戦略に基づいて営業マンを動かすことが根本にあり、ソリューションとして営業の自動化が営業力強化に結び付くことからSFAが導入されています。
それに対して日本の営業は、企業の売上・利益を支える軸であり、経験と勘、属人的組織です。
SFAの業務の標準化・自動化は不要な考えが定着したまま、目標の売上・利益が達成されればそれでよし、いわゆるブラック企業の考え方です。
単価を上げる、営業コストを削減するソリューションも考えられますが、手軽さならばIT利用です。
営業プロセスの最適化を考えれば、営業力強化という取り組み全体にSFAが必然的に位置付くのではないでしょうか。